演題
番号 |
演題 |
質問・コメント内容 |
回答 |
S1 |
COVID-19に対する当院薬剤部での取り組み |
院外(開業医など)でモルヌピラビル処方され、内服途中で入院となり、自宅療養などでモルヌピラビルを持参できない場合、どのように対応されますでしょうか?モルヌピラビルは患者登録で5日間処方(1瓶)であり、入院後には院内で続き処方として対応されますでしょうか?持参できない時点で内服中止としますでしょうか?
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モルヌピラビルの持参がなければそのまま中止とし、続き分の処方は致しません。
<回答者>
中東遠総合医療センター 佐藤誠太郎先生 |
S2 |
当院におけるコロナ禍での取り組みについて |
ご質問ありがとうございます。
治療上必要であれば、原則として家族などに内服途中のモヌルピラビルは持参していただき、内服継続となると思います。
<回答者>
静岡県立こころの医療センター 中桐季畝先生 |
S4 |
COVID-19感染症における特定患者集団の薬学的管理 |
これまでにそのようなケースがないので私見となります.入院ということであれば増悪していると考え,Rem(±Dex)にて継続が妥当ではないでしょうか.臨床試験のエンドポイントは28日以内の入院でしたので,この後Molを継続する根拠は乏しいかと愚考します.また,院内で継続し,半端な錠剤が残ることは薬剤管理の点からも避けたいと思います
<回答者>
焼津市立総合病院 加藤純先生 |
S3 |
院内大規模クラスターを経験して |
非常に日常に役立つお話をありがとうございました。 当院でもCOVID-19病棟の病棟業務には苦慮しているところです。 COVID-19の治療方法は日々変わっていますが、薬剤部内および病棟スタッフへの教育はどのように行っているでしょうか。また、病棟カンファレンスへの薬剤師の参加はどの程度行っているでしょうか。 |
感染病棟では担当薬剤師がその都度、看護師に対し治療薬の勉強会をしています。病棟カンファレンスは参加できておりません。
薬剤科内では、COVID-19治療薬の新規採用時に運用などの情報を共有しております。
<回答者>
富士市立中央病院 阿部一仁先生 |
S1 |
COVID-19に対する当院薬剤部での取り組み |
当院でもモルヌピラビルとソトロビマブ併用をした症例があります。併用の選択基準など明確なものはありますでしょうか? |
現時点では単剤治療が標準治療のため、併用の選択基準は特に設けておりません。
<回答者>
中東遠総合医療センター 佐藤誠太郎先生 |
S4 |
COVID-19感染症における特定患者集団の薬学的管理 |
ありません.主治医の判断に任せられています.しかし,併用の根拠がなく推奨されない旨,通達はしています.なお,これまで本院で併用療法を実施した患者はいずれも3-4の重症化リスク因子を持っています.
<回答者>
焼津市立総合病院 加藤純先生 |
S2 |
当院におけるコロナ禍での取り組みについて |
シンポジウムの質疑応答でありました、薬剤師の欠員により通常業務が困難な場合の他病院との連携について(補足) |
シンポジウムの質疑応答での薬剤師の欠員により通常業務が困難な場合の、他病院との連携について補足させていただきます。
コロナによる事例ではありませんが、これまでに県立三病院では各病院の特性を活かした薬剤師研修プログラムにより薬剤師の派遣を行いました。
こども病院で年度途中退職が2名出た際には、日当直の支援に7か月間、平日勤務の支援に5か月間、県立総合病院から兼務で薬剤師の派遣がありました。
また、こころの医療センターで1名が年度途中で欠員となり、県立総合病院から7か月半、兼務で薬剤師の派遣がありました。
また、大型連休の日直の支援に、こころの医療センターから1名を1日、総合病院へ派遣したこともあります。
<回答者>
静岡県立こころの医療センター 中桐季畝先生
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