静岡県内における抗菌薬適正使用体制加算の算定に関するアンケート調査(2回目)のお願い
静岡県病院薬剤師会 学術部 感染制御専門薬剤師部門
2024年度の診療報酬改定において、抗菌薬適正使用体制加算(5点)が新設されました。その算定基準の1つとして、直近6カ月のAccess抗菌薬の使用比率が60%以上またはサーベイランスに参加する医療機関全体の上位30%以上であることが定められています。Access抗菌薬とは、WHOが抗菌薬適正使用の指標として推奨している抗菌薬の分類(AWaRe分類)で「耐性化の懸念が少なく、すべての国が高品質かつ手ごろな価格で広く利用できるようにすべき抗菌薬」と定義され、アモキシシリン、セファレキシン、スルファメトキサゾール・トリメトプリム、クリンダマイシン、メトロニダゾールなどが含まれています。
静岡県内における抗菌薬適正使用体制加算の算定状況に関しての現状把握、Access抗菌薬の使用比率の改善に向けた取り組みや今後の課題について情報共有することを目的としています。
すでに、2024年9月使用分までを対象に1回目のアンケート調査を行いましたが、今回は、2025年3月使用分までを対象とした2回目のアンケート調査に、ご協力をお願いします。
■アンケート回答方法
入力期限:2025年6月30日(月)
同一施設から複数の入力がないよう、代表の方が入力していただくようにご協力をお願いします。
■結果の報告について
静岡県病院薬剤師会ホームページ・静岡県病院薬剤師会会報(2025年10月号)にて、報告します。
国内の関連学会に報告する予定です。